びわ湖毎日マラソン

 第72回びわ湖毎日マラソン 


【速報中】世界陸上の最終選考会、選手が一斉にスタート!

詳細

レース詳細

1キロ 最初の1キロを2分58秒で通過。2人のペースメーカーが飛び出し、集団は早くも縦長になる。
 
スタート 選手たちが一斉にスタート!
 
レース前 選手たちがスタートラインに集まる。国内招待選手の佐々木悟(旭化成)、石川末廣(Honda)、一色恭志(青山学院大)らが前方に並ぶ

見どころ

第72回びわ湖毎日マラソンが5日、滋賀・皇子山陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われる。今夏の世界選手権(イギリス・ロンドン)の男子マラソン日本代表選考会のトリを務めることもあり、注目選手が多数参加。誰が優勝争いに加わるのかと同時に、そのタイムにも注目が集まる。
 
ここまでの代表選考会を振り返ると、選考条件に当てはまるのが、以下の通り。
<16年12月4日 福岡国際マラソン
川内優輝(埼玉県庁) 2時間9分11秒 全体3位
園田隼(黒崎播磨) 2時間10分40秒 全体4位
前田和浩九電工) 2時間12分19秒 全体10位
 
<17年2月5日 別府大分毎日マラソン
中本健太郎安川電機) 2時間9分32秒 優勝
 
<17年2月28日 東京マラソン
井上大仁(MHPS) 2時間8分22秒 全体8位
山本浩之コニカミノルタ) 2時間9分12秒 全体10位
設楽悠太(Honda) 2時間9分27秒 全体11位
 
唯一2時間8分台を記録している井上が最有力となるが、ほかの選手はレース条件、タイム、実績、期待値などを総合的に評価し、代表枠「3」が決まる予定だ。
 
今回の国内招待選手としては、リオ五輪ラソン代表で2時間8分56秒の自己ベストを持つ佐々木悟 (旭化成)、同じくリオ五輪代表の石川末廣(Honda)、今年の箱根駅伝で優勝した青山学院大のエースで昨年の東京マラソンで初マラソンを経験している一色恭志がエントリー。また一般参加選手としては、元日のニューイヤー駅伝で7区区間新記録で走った市田宏(旭化成)を始め、村澤明伸日清食品グループ)、宮脇千博(トヨタ自動車)、藤川拓也(中国電力)ら実業団のロードレースで活躍する選手や、箱根駅伝5区区間賞を獲得した大塚祥平(駒澤大)、東海大1年の中島怜利といった大学生ランナーもレースに参加する。 
駅伝やトラックレースで実績を残してきた選手が、倍近い距離のフルマラソンでどんな走りを見せるか。
 
優勝争いに目を向けると、海外招待選手として2時間4分32秒の自己ベストを持つエンデショー・ネゲセ(エチオピア)、2時間5分13秒のビンセント・キプルトケニア)、2時間6分7秒のエゼキエル・キプトー・チェビー(ケニア)と、ハイペースでレースを引っ張れる選手が並ぶ。日本選手としては、そのハイペースについていき、そのまま押し切れるか、それとも自分のペースを保って最後にタイムを上げていくのか、その戦略が分かれるところだ。その中で、世界の強豪ランナーと同等に戦うことができるかどうかにも注目だ。
 
レースは5日、12時30分にスタートする。
 
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