きょうのひと言 再UP
100m
人気がある分、競争率は高いです。その中で勝ち抜いていかないといけません。元も子もない話、トップクラスのスプリンターになるには、才能は必要です。
しかし、ある程度の才能の差であれば、練習方法を工夫し、実直な努力を積み重ねれば、逆転は可能です。
100mを速く走るための練習の理論は数多くありますが、ここで紹介する考えは、至ってシンプルです。
それは、少しでも前に進む走り方を身に付ける、ということです。少しでも前に進むためには、膝を前に出す、脚を後方に流さない、接地を短くする、上下方向への運動を無くす、一歩一歩のストライドを長くする、一歩一歩の回転を速くする等、これらをドリルや流しといった練習で、ひたすら反復するのです。
とにかく、ドリルの種類は多数ありますが、目的はこういった事なのです。
また、反復練習の末に体に動きを覚えさせたら、それを実現可能にする筋力が必要です。
強い短距離選手を見ると、皆立派な体つきをしています。
筋力トレーニングという練習も、短距離選手には切っても切り離せません。
筋力トレーニングという練習も、短距離選手には切っても切り離せません。