a.練習はスケジュールに従い、積極的に参加し、開始時刻に遅れたり、勝手に休んだりしない。
b.病気やケガなど、やむ得ない理由のあるときは、顧問の先生に連絡を取り欠席,早退,スケジュールの変更の指示などを受ける。
c.練習日誌をとり、出欠確認、練習内容、記録、コンディション、反省点などを残す。
d.集合時など、行動に敏速にし、ミーティング時の私語は慎む。
e.練習には積極的に取り組み、正しいフォームや技術をマスターするように心掛ける。
f.服装はコンディションに応じて練習しやすい状態にする。
【冬季】-上記にウィンドブレーカー,トーレナー等の防寒着を着用する。また、本練習ではケガの防止のためにタイツなどを着用する。
g.シューズは、走るのに適した物を選び、自分の足に合った、軽量な物を選ぶ。
バスケットシューズなどは適さない。
h.陸上のスパイクは各種目別,グランドの種類によって異なるので、練習する場所、種目を確認した上で購入し、使用すること。また、種目,距離,グランドによってピンも異なります。(スパイクの履き替え等は速やかに行い、ピンの取り替えは練習前に行っておくこと。)
i.用器具(
走高跳のマット,
走幅跳の砂場,砲丸,ハードル)の準備は部員全員で協力して行い、練習前に準備する。
j.ウォーミングアップ(W-up)でのジョック(800m~1200m)はリラックスしたフォームで、背筋を伸ばすようにする。
k.体操は、主運動で使う部位を中心に行い、体操後は2人組または、各自でストレッチや柔軟を行う。
l.流し(ウィンドスプリント, W-Sprint)は120~150mの距離を全力の70~80%のスピ-ドで走り、大きな正しいフォームを意識し、リラックスに心掛ける。
m.危険を伴う種目(
砲丸投,
棒高跳,
走高跳)の練習は練習場所、時間等をはっきりさせ、安全を確かめ、指導者の指示で行うこと。特に
走高跳のマットの位置,砲丸の投げる方向などは十分注意すること。
砲丸投では、一投ごとに周囲の人に聞こえるような大声で合図をしてから投てき動作に入る練習を身につける。
n.練習中にケガをしたり具合が悪くなった場合は、すぐに顧問や、部長に連絡をする。簡単な応急用具を用意し、簡単な処置方法も理解しておくとよい。
o.練習終了後のクールダウン(C-down)はジョック(400m~1200m)と体操(呼吸を整える・脱力を考える)を行う。
p.練習後の用器具のあと片付け、グランドの整備は全員で速やかに行う。
q.練習後のミーティングでは、その日の練習での注意点などを確認し、次の練習の課題とし、同じことを繰り返さないように注意する。
r.汗をかいたTシャツなどは着替えて、健康管理には十分注意する。
s.練習のない日は、ゆっくり休養をとり、マッサージなどをするのも良い。軽いジョックも
疲労回復には効果的です。
◎ 練 習 内 容(例)【試合期・シーズン中(4月~10月)】
ウォーミングアップ[W-up](合同で)
・ジョック(800m~1200m)
・体操,柔軟,ストレッチ
・流し[ウィンドスプリント, W-Sprint] (120~150m) アップシューズで3本、スパイクで2~3本
〔短距離〕
・SD(スタートダッシュ)30m×5本,50m×3本
・加速走(15m助走50m計時×5本)
〔長距離〕
・インターバルトレーニング(200m200mジョック×10本)
〔ハードル〕
・ハードルドリル(各種)
・抜き足,振り上げ足のみで
・5~6台を5歩インターバルで
・踏み切り動作練習(スキップ,歩行)
・助走練習
・短助走跳躍
・各種投てき練習(両手上投げ,下投げ,正面投げ
・グライド練習 ・投げ込み
クールダウン[C-down](合同で)
・ジョック(400m~1200m)
・体操,マッサージ等
※ 種目別練習は専門書などを参考に!
※ 1日の練習時間は1時間半から3時間程度。
※ 試合期・シーズン中以外は身体作りを主目的にすることがあります。
※ 気温や天候によりスパイクを使用しないこともあります。