日本勢初100M決勝進出ならず

サニブラウン、桐生&小池も準決勝敗退

 

 
 
 
サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上© 産経新聞社 サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上

 陸上・世界選手権第2日(28日、ドーハ)男子100メートル準決勝で、日本記録(9秒97)保持者サニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=は向かい風0・3メートルの条件下、10秒15で1組5着、小池祐貴(24)=住友電工=は向かい風0・1メートルの条件下、10秒28で2組7着、桐生祥秀(23)=日本生命=は追い風0・8メートルの条件下、10秒16で3組6着に終わり、いずれも日本勢初の決勝進出はならなかった。

サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上© 産経新聞社 サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上

 9秒81の今季世界最高記録を持つクリスチャン・コールマン(23)=米国=と予選に続いて同じとなったサニブラウンは世界選手権は3度目。2年前は予選を10秒05で通過したが、準決勝はミスが出て10秒28を要し悔いを残した。

 重点を置いて強化してきた花形種目にかけるため、今大会は個人種目で得意の200メートルは回避。さらには余裕を持ってオフの練習に入り、2020年東京五輪に向けて好スタートを切るための選択でもあった。日本勢初の決勝進出が懸かる大一番で、実力を発揮することはできなかった。

サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上© 産経新聞社 サニブラウン、日本勢初100M決勝進出ならず 桐生&小池も準決勝敗退/陸上