何をすれば太るのか?

タンパク質を中心に食事量を増やす

太るために意識したい公式

太るために意識したい公式
太るための正しい食生活太りたい人は栄養吸収力を上げようでも紹介している次の公式は、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、残ったカロリーを吸収できれば体重が増加することを示します。

体重増加=(食事量>運動量)×栄養吸収力

ただし、太りたい人の太る方法は単純にカロリーを増やすことではありません。カロリーだけを意識するのであれば、コーラとポテトチップスの組み合わせで簡単に太れるはずです。

痩せすぎの人はむやみに食べる量を増やすだけではなく、最初は胃腸を改善する食事を取り入れ、次に筋肉や脂肪になりやすい食べ物を少しずつ増やしていきます。さらに運動をしたり、プロテインを摂取します。

また、消費カロリーを減らすためだけに、運動量を減らすことはやめましょう。むしろ、運動をして胃腸の活動を促し、いつもより食事量を増やして、その量を運動をしないときも食べるようにしたいです。

痩せすぎの人は体質の影響もあり、太る方法をはじめても1週間程度ですぐに効果が出ることは少ないです。あせらずに確実に太るためにも、最初にしっかりと太る方法を頭に入れて、効率的に理想のボディに近づきましょう。

太りたい人は炭水化物を摂取する

太りたい人の栄養の摂り方は、どの栄養素を多く食べるかで変わります。まずは3大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質を考えてみましょう。

炭水化物と脂肪は体を動かすための栄養素となり、カロリーがあるからこそエネルギー源として働きます。摂取カロリーがその日の体を動かすために必要な消費カロリーと同じであれば、体重の増減はありません。

さらに余ったカロリーがあれば、それは体脂肪になるため、炭水化物と脂肪を多く摂れば太れることは事実です。

確かに痩せている人は摂取カロリーが体脂肪になりにくく、余ったカロリーが体外に排出しやすい状態にあります。太りやすいや太りにくい体質のせいで、栄養吸収力に差が生まれることは医学的にも証明されています。

ただし、体質に差があっても、余った炭水化物と脂質は少なからず体脂肪に変わりますので、痩せすぎの人も食べる量を増やすことに否定的である必要はありません。
例えば、炭水化物を多く含んでいる食品は白米です。脂質は牛肉や豚肉、卵、牛乳が有名です。炭水化物をできる限り多く摂り、脂質は抑えながら体重を増やすと、健康的な太り方ができます。

コーラやポテトチップスではなく、より多くの白米を食べることが、私を含めた体験者に効果があった太る方法の1つでした。

タンパク質で理想の体型になろう

3大栄養素である炭水化物と脂質は体脂肪に変わりますが、残りのタンパク質も重要です。実はタンパク質の摂取こそが最高の太る方法になります。
例えば、アスリートはタンパク質を非常に多く摂っています。それはタンパク質が筋肉に変わるからです。

もし「太ること=体重を増やすこと」では、お腹ポッコリでも太ったことになってしまいますが、多くの人が「太ることは適度な筋肉と脂肪を得ること」と捉えていますので、より多くの筋肉の増強が必要になります。

タンパク質は「肉類、魚類、卵、牛乳、豆類」に多く含まれていますが、これではタンパク質と同時に大量の脂肪も摂ることなるので、タンパク質だけを摂るためには、鳥のささ身やノンオイルのツナなどを食べます。

特にタンパク質の集まりであるホエイプロテインは、良質なタンパク質を集中して摂取できます。

このようなタンパク質を普段の食事だけでまかなえるのであれば問題ないですが、どうしても脂肪を一緒に食べてしますし、痩せている人は食が細い場合が多くて、タンパク質が少なくなりがちです。

そのため、人並み以上のタンパク質を摂るにはホエイプロテインが効率的ですし、タンパク質の量を考えるとホエイプロテインは食事よりも金銭的にリーズナブルです。
また、栄養の吸収スピードが速いことも特徴です。肉や卵などが吸収されるには約4時間かかりますが、プロテインは消化吸収にかかる時間が短く、2時間程度で十分です。

加えて、ホエイプロテインにプラスしたいことがトレーニングになります。自分に負荷がかかるような運動をすると筋肉が損傷を受けて、壊された筋肉が再合成されることで、前よりも大きく強靭な筋肉となります。

特に睡眠している間に壊れた筋肉を再合成する際に必要な栄養がタンパク質です。そのため、寝る2時間前くらいにプロテインを飲む人が多いです。

太ることとは余分な脂肪がついて体重が太ることではなく、体を太くして、理想の体型を手に入れることです。タンパク質の摂取は太るためには欠かせない存在になります。