青学大・原監督、箱根へ意欲“３冠の先輩”渡辺監督の助言に「プレッシャーはひとりで背負い込む」

トークショーを行った（左から）青学大の原監督、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん、住友電工の渡辺康幸監督

　箱根駅伝（来年１月２、３日）で大会３連覇と学生駅伝３冠を目指す青学大の原晋監督（４９）が２８日、東京・港区浜松町の文化放送で行われた自身とフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん（４５）の共著「青トレ　青学駅伝チームのスーパーストレッチ＆バランスボールトレーニング」（徳間書店）の発売イベントに参加した。

　イベントには２０１０年度に早大を学生駅伝３冠に導いた住友電工の渡辺康幸監督（４３）も同席。「リーチがかかると平常心ではいられない。選手も舞い上がる。集中できる環境をつくることが大事です」という“３冠の先輩”渡辺監督の言葉に原監督は大きくうなずいた。「勝つ、勝つと言われて、実際に勝つことは難しい。プレッシャーは監督ひとりで背負い込み、選手には伸び伸びとやらせたい」と３冠達成へ改めて意欲を示した。

　イベントの模様は文化放送特番「青学駅伝チームの強さに迫る！　～青トレ～３冠に挑む最強のカラダ作り」で３０日午後９時から午後１０時に放送される。