レースペースの刺激

前々日:レースペースの刺激

試合前の練習は休んだ方が良いのでしょうか。

それは無いです。

逆に普段通り練習をする必要があるのでしょうか。

それも無いです。

試合前に練習をしないと不安になる気持ちもわかります。

しかし、せっかく練習を重ねて試合に備えてしまっているのにも関わらず、疲労が残ったまま試合に出場することになります。

休んでしまうと疲労は抜けますが、体がなまってしまいます。
ちなみに余談ですが、一週間走らなければ体を戻すのに一か月かかると言われてます。

試合前の練習はなにが良いのでしょうか。

陸上用語では試合前日の練習を刺激とよく言います。

刺激とは試合に向けて筋肉に刺激を与えるということです。
栄養ドリンクを飲むようなものと思っていただけたらと思います。

体を活性化させるのです。

よく、砲丸投げの選手が投げる前に腕立て伏せをするのも筋肉に刺激を与え活性化させてるのです。

どのような練習が良いのでしょうか。
疲れも残らず、筋肉に刺激を与えられる練習が良いです。
練習の質を重視し、中ぐらいの強さが良いでしょう。
 
短距離であれば200mを7割の力で2本程度をメイン練習に。
中距離であれば400m7割の力+100m一本。
長距離であれば1000m6割の力で一本または2000m6割で一本。