きょうのひと言…。

   きょうのひと言…。       短距離とは…!? 


陸上競技の花形と言えば、やはり短距離種目でしょう。

フィジカル的な要素はもちろん、勝負が決まるのは一瞬何かが僅かでも狂おうものならば全てが崩れてしまう繊細さ、求められる集中力、そしてそれらの緊迫感を乗り越える精神力等、全ての種目に言えることですが、メンタル的な強さも求められる種目です。

もちろん、観戦している側も、非常に観ていて興奮する種目と言えるでしょう。瞬発力を最大限に発揮したダイナミックな動きスタート直前の、独特の張りつめた空気。観客を飽きさせることはありません。

また、陸上の大会の最終種目は、リレー種目で締めくくることが多いです。
4×400mリレーは通称マイル(1マイル=1609m)と呼ばれ、大会を通して最も盛り上がります

華やかな種目ですが、練習内容はひたすら反復練習という、地味な内容も多いです

一瞬で勝負が決まる種目だけに、高い集中力フィジカル力、そして練習中の明確な目的意識が求められる種目です。


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100m

人気のある短距離種目の中でも、最も人気のある種目それが100mです陸上競技の中でも、花形中の花形とも言えるでしょう。

人気がある分、競争率は高いですその中で勝ち抜いていかないといけません。元も子もない話、トップクラスのスプリンターになるには、才能は必要です

しかし、ある程度の才能の差であれば、練習方法を工夫し実直な努力を積み重ねれば、逆転は可能です

100mを速く走るための練習の理論は数多くありますが、ここで紹介する考えは、至ってシンプルです。

それは、少しでも前に進む走り方を身に付ける、ということです。少しでも前に進むためには、膝を前に出す脚を後方に流さない接地を短くする、上下方向への運動を無くす、一歩一歩のストライドを長くする一歩一歩の回転を速くする等、これらをドリルや流しといった練習で、ひたすら反復するのです

とにかく、ドリルの種類は多数ありますが、目的はこういった事なのです。
また、反復練習の末に体に動きを覚えさせたら、それを実現可能にする筋力が必要です

強い短距離選手を見ると、皆立派な体つきをしています。
筋力トレーニングという練習も、短距離選手には切っても切り離せません