発育期の骨のスポーツ傷害

発育期の骨のスポーツ傷害「オスグッド病」  
  
    痛みは人間が生きていくために必要な防御反応です。
  痛みがあるため、ケガが起こっていることがわかります。
  運動をして痛みの症状が出ることをスポーツ傷害といいます。
  身体がこわれていることを痛みが教えてくれています。
  同様な痛みを経験した人は多いかもしれません。まだ発育期の
 骨の柔らかい時期に見られる特有のスポーツ傷害で「オスグッド病」
  と呼ばれています。
  
痛みが引くまで練習を中止すれば治ります。1ヶ月以上は掛かると
 思います。どのような原因で起きるのかと言えば、発育期の骨の
 柔らかい時期にはスネの骨の上の部分に膝関節を伸ばすふとももの
 筋肉の末端である膝蓋靭帯がついています。繰り返し膝を曲げ伸ばし
 することで、きたえられた膝を伸ばすスジの力が幼弱な骨より強い
 ため、骨が剥離してきて膝の下が痛みます。
 
 この部分の骨が隆起してくることもあります。
  練習を休むと痛みは引きます。傷ついた骨も元に戻ります。
  休む期間は結構長くなります。遅い人は2~3ヶ月くらい
 掛かるでしょうか・・・?
  病院に行ったから早く治ると言うものではありません。



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痛みの部位
どんな時
疲労を貯めたまま、走行距離を伸ばしたりスピードトレーニングを行った時
症 状
•足首に腱の引っかかり感。着地からリリースにかけ、痛み
•圧痛、腫れ

治し方
•安静
•アイシング、消炎剤
    (私の場合)↓
•痛みをこらえて練習した結果、悪化。ジョギング再開まで、4週間

予 防
疲労を蓄積させない
•硬い走路での練習は避ける
•ストレッチ、筋トレなどで衝撃吸収力を高める
•衝撃吸収力の高いシューズの使用