大会前の入浴

大会前の入浴について


「明日は大会だから風呂に入って疲れを取り、早く寝る事」
大会前によく言われると思います。でも間違いがあります。

お風呂に入っても疲れは取れません。
かえって疲れるだけです。
お風呂に入るとお湯により身体が温められます。
 温まると云う事は、脈拍数が上昇しウオーミングアップを
やったのと同様な効果が得られるわけです。
疲れが取れる所か、疲労感が増します。

疲れて床に付くわけですから熟睡は出来るでしょう。
 大会前の入浴はシャワーを利用したり、さっと汗を流す程度に
止めます。

風呂に入ると脈拍が上昇し運動したのと同じ効果が得られる為
運動の不足がちな人にとっては一つの健康法です。
ただし、お年寄りの長風呂が危険な原因になる理由もここにあります。

 
ウオーミングアップの効果があるのであれば、
それを利用する方法もあります。
3000mのレースの場合、早朝に行われるケースが多いと思います。
 早朝のレースでは身体の各部位が眠りから覚めてなく
運動機能を充分に発揮出来にくいものです。
 身体を早く目覚めさせる方法として、早朝の入浴を奨めます。
      
 一度ウオーミングアップを済ませてますので、レース前は軽いジョギングと流しだけでよい筈です。