滋賀、若い布陣で10位台目指す 全国女子駅伝



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中高生を中心とした合宿で汗を流す滋賀チーム(京産大総合グラウ



皇后杯第37回全国都道府県対抗女子駅伝のエントリーが26日までに締め切られ、47チームの顔ぶれが決まった。

 滋賀は平均年齢17・8歳という中高生主体の若い布陣になった。吉居克広監督は「高校生はポイントで勝負できる選手がいる」と期待を込め、10位台を目標に掲げる。

 長年チームを支えた彦根市出身の竹中理沙(立命館宇治高―立命大出)が前回大会を最後に現役を引退。ただ一人の社会人となる27歳の井上彩花(大塚製薬滋賀学園高出)は、10月の全日本実業団駅伝予選会で最終6区を2位と好走。今回は主将としてチームを引っ張る。
 大学生は2人。6月の日本学生個人選手権5000メートル2位の棚池穂乃香(京産大草津東高出)は4年生でエースとして活躍し、びわこ学院大の菅原彩乃(滋賀学園高出)にも期待がかかる。

 メンバー13人中7人を占めた高校生は、全国高校駅伝出場の比叡山から飛田凜香や北川星瑠ら5人がエントリーした。中学生は全国中学駅伝で水口中のアンカーを務めた石田遥花らが名を連ねた
 26日から中高生中心の合宿が京産大総合グラウンドで始まった。ともに比叡山高2年で初選出の三浦瞳は「いつもの(学校の)練習と雰囲気が違って緊張した」、志村咲季は「しんどい時に崩れたりしないように頑張りたい」と意気込む