37回全国都道府県対抗女子駅伝 京都
皇后杯第37回全国都道府県対抗女子駅伝のエントリーが26日までに締め切られ、47チームの顔ぶれが決まった。
2大会ぶりの王座奪還を目指す京都は、力をつけた実業団選手と伸び盛りの中高生がそろった。9人が前回と同じ顔ぶれで平均年齢は17・3歳。26日から京都市内で合宿を開始し、沢井宏次監督は「京都は常に優勝を目指している。一つにまとまり、持てる力を出し切ってほしい」と呼びかけた。
実業団は5人のうち4人が11月の全日本実業団駅伝5位のワコール勢。1区3位の一山麻緒は国内外で経験を積み成長を続ける。アンカーを任され区間2位の長谷川詩乃(桂高出)らルーキー3人も名を連ねた。ふるさと枠で3年連続エントリーの筒井咲帆(ヤマダ電機、乙訓高出)は初めて主将を務める。
中学生は、10月のジュニア五輪A3000メートル7位の黒田千景(桂川)、全国中学駅伝で1区区間賞を奪い桂の5連覇に貢献した鎌田幸来、京都市中学駅伝で桂を抑えて優勝した樫原のエース村松結がメンバーに入った。
30日までの年内合宿には中高生8人が参加した。初日は京産大総合グラウンドで、中高生に分かれ、トラックを周回するなどした。鎌田は「京都の一員として当日に走れるよう頑張る」と意気込みを語った。