就寝前のストレッチの健康効果が凄い!

血行を改善して代謝、免疫力、脂肪燃焼
効率をアップ!頭痛、肩こり、イライラ...

などの更年期症状の予防に効く!
 

 
 
■ 更年期に就寝前のストレッチが効く!?
 
 
ヨガやストレッチなどのエクセサイズを習慣的に行なわれている方も多いかと思いますが、寝る前に10分程度のストレッチを行うことで更年期症状や抑うつに優れた効果を発揮することが医科学的に証明されました。
 
 
ちなみに更年期とは、「閉経にともない女性ホルモンのバランスが乱れる時期」をさします。女性は平均50歳で閉経を迎え、その前後5年間ほどの期間に卵巣から分泌される「エストロゲン」などの女性ホルモンが激減します。
 
 
そうすると自律神経のバランスが乱れてしまうので、頭痛やめまい、ほてり、発汗、肩こりなどの身体的症状や、イライラ、抑うつ感、不眠などの精神的症状が生じ、日常生活において健康を維持するのが困難になります。
 
 
 
 
■ 40歳を過ぎたら男女ともに就寝前にストレッチを!
 
 
また、最近は女性だけでなく、男性でも50歳を過ぎたころから更年期の症状に苦しめられるケースが増えていますので、40歳を過ぎたら予防するためにも寝る前にストレッチを行うことをおすすめします。
 
 
基本的にストレッチを行うタイミングは、寝る直前がいいようです。寝る直前にストレッチを行うことによって体温が上昇するので寝付きが良くなります。これだけで睡眠の質が劇的に高まります。いきなり10分は難しいと思います。
 
 
 
 
『 就寝前のストレッチで病気知らずの身体を手に入れよう!』
 
 
ですので、最初は1~2分のストレッチから始められることをおすすめします。初心者の方は以下の画像にあるストレッチよりも、一番下にある動画のストレッチをおすすめします。脂肪燃焼効果も優れているので、痩せやすい体質に改善します。
 
 
ということで、今回は就寝前のストレッチの効果について分かりやすく解説している健康じまん.comさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。
 
 
 
 
就寝前の10分ストレッチが
更年期症状や抑うつを改善
 
 
 
■ 10分ストレッチの効果を世界で初めて実証
 
 
時代の先駆けとなる健康課題を捉えた研究活動を行う、公益財団法人明治安田厚生事業団の体力医学研究所は、寝る前に10分間ストレッチを行うことで更年期症状や抑うつが改善されることを科学的に実証したと発表しました。
 
 
 
 
■ 更年期症状や抑うつ状態が改善
 
 
同研究所では年齢40~61歳で、何らかの更年期症状がある働く女性40人を対象に研究を行いました。
 
 
毎日寝る前に10分間のヨガを取り入れたストレッチを3週間行ったグループは、更年期症状と抑うつ度の平均値が正常レベルまで軽減。ストレッチを行わず、通常の生活を行ったグループと比べて明確な違いが出ました。
 
 
ストレッチの効果を世界で初めて科学的に実証したことは、最も大きな成果と研究者たちは見ています。
 
 
 
 
■ 働く女性の健康を支援したい
 
 
更年期は、45~55歳くらいの閉経前後の10年を指し、この時期は顔がほてる、疲れやすいなどの更年期症状を経験するといいます。また、この時期の約25%の女性に、抑うつの状態があらわれるという調査結果も出ています。
 
 
これまでは、ジョギングなどの中強度以上の運動と、更年期症状の改善についての研究はされてきましたが、更年期の女性の多くは仕事や家事で多忙で、運動のための時間は取りにくいなどの問題がありました。
 
 
 
 
■ 更年期で働く難しさ!?
 
 
働く女性の健康課題では妊娠出産が注目されがちですが、更年期の問題も大きな課題として存在しています。更年期症状が仕事のパフォーマンスに影響したり、抑うつからうつ病へ進行したりと、長期休職を余儀なくされるケースも見られます。
 
 
同研究所は、就寝前の10分という手軽に実施できるストレッチが、働く女性の健康支援の一助となればと期待しています。