大阪女子マラソン

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佐藤季実子(京都産業大

ネクスト ヒロイン

今大会の目標タイムと2020年東京五輪への思いは

前田穂南(天満屋)「今大会は2時間26分以内のレースができればと思っている。東京五輪はマラソンで出場することが目標」

前川晴菜(十八銀行)「2時間30分を目標としている。東京五輪については今回のレースを走ってみて、考えていこうと思っている」

床呂沙紀(関西外国語大)「目標タイムは2時間30分を切ること。東京五輪はマラソンで絶対出たいと考えている。そのために今回の経験をいいものにしたいと思う」

新井沙紀枝(大阪学院大)「目標タイムは2時間30分を切ること。1キロ3分30秒でおして、どこまでおしていけるかを目標にしていこうと思う。五輪はマラソンで出たい。今回が初マラソンで、マラソンとはどういうものかを実感するためにはあさってのレースを迎えたい」

林和佳奈(大阪学院大)「目標タイムは上限が2時間34分台、下限で2時間40分台を設定している。沙紀枝先輩と同様に初マラソンなので、楽しむことを大切に走りたい。東京五輪については、きっとすばらしい大会になるのだろうなと思っている」

佐藤季実子(京都産業大)「目標タイムは2時間37分。自分たちは東京五輪を目指していける世代。東京五輪まで競技を続けているか未定だが、狙えるところまで狙っていきたい」

(この大会は)初めての方が多いと思うが、選手村の様子はどうか。「カーボ・ローディング」(体内にグリコーゲンを蓄えるための食事法)などはしているのか。本番へ向けての気持ちや食事の面について

前田 「今回のレースは最初不安があったが、今は楽しみでわくわくしている」

前川 「初マラソンだが、自分の力を出し切ることを一番の目標にしている。あまり気負わずに楽しんでレースを走れるよう、余裕をもっていきたいと思う。カーボ・ローディングとかはあまりしたことないが、ご飯や麺などを普段より多く食べるようにしている」

床呂 「昨年もネクストヒロイン枠で出させていただいたが、今回はまた違ったわくわく感がある。選手村に来てから、すごくとてもわくわくしている。食事面は特にカーボ・ローディングとか徹底的なことはしていない。いつも通りの試合前の食事をしている」

新井 「初マラソンで緊張しているが、それなりの練習が出来ていると思う。本番当日はのびのびと、楽しんで走りたいと思う」

林 「宮崎県で正月合宿をしたが、年末年始はうまく走れていなかったのが、だんだんと『沙紀枝先輩としっかりこのマラソンを走りたい』という気持ちが出てきて、走ることは楽しいと感じだしている。今回のレースはいろいろなきっかけになるなと感じている。食事面に関しては、いつも通り平常心ということで、寮で用意してもらった料理などをきちんととって規則正しい生活をしてきた」

佐藤 「初めてこのような形で出場するが、普段はテレビで観ているようなすごい選手の皆さんと一緒に走らせていただくのはすごく貴重な経験。少し不安もあるが、初めてのマラソンなので最後まで楽しんで走りたいと思っている。食事面に関しては、特にマラソンに向けてという形ではないが、いつもどおりの試合前の生活を心がけている」

ここにくるまでにマラソンを走る上で自信になったのはどんな練習か。その練習を積んでマラソンへの思いに気持ちの変化はあったか

前田 「40キロのクロスカントリーをしたことが、マラソン練習をしているという実感があった。もっとマラソンがしたいと思った」

前川 「40キロや30キロのロードやクロカンを走ってきた。マラソン練習をするまでの軽走では後半へばったりしていたが、マラソン練習をしていくうちに長い距離も少しずつこなせるようになって、マラソンを走ることが楽しくなった」

床呂 「前回の大阪国際女子マラソンの前には30キロしか走っていなかったが、今回は1カ月の間に3本の市民マラソンを走った。周りの応援もあって、すごく楽しく走ることができた。その市民マラソンで42キロを走った後、自分の中で足が強くなってきているという感覚があった。走るごとにマラソンって楽しいと感じた」

新井 「1週間のうちに30キロ3本をやったり、その間に1500メートルのポイント練習をしたりしたことがすごく自信につながった。マラソン練習をこなせたことでマラソンに対する不安というのが少しなくなり、楽しいという気持ちになることができた」

林 「私はクロカンでの30㌔走がすごく自信になっている。練習をこなすごとに体幹がしっかりしているというのを、いろいろな場面で感じることができるのが自信になっている。志水監督から『お前はマラソン向きだよ』と言われたときは半信半疑だったが、練習をこなして距離が伸びていくうちに、楽しんでいる自分がいて『すごく楽しいなあ』と思いながら練習できるようになった。マラソンは調子の波があると思うが、その波を自分なりに楽しんでいきたいと思う」

佐藤 「12月に少し故障している時期があって、そのときは『マラソンをもう走れないかも』と諦めかけたときもあった。足が治り始めて、少ないながらもマラソン練習という形で30キロ走とかやっていく中で、少しずつ走れるようになり、改めて走ることの楽しさを感じた。故障しているときはマラソンに対して本当に恐怖心しかなかったが、今は自分の力がどこまで通用するのか楽しみになった」