カール・ルイス

陸上選手、カール・ルイスさん

17個も金メダルを獲得したカール・ルイスさん

1983年にヘルシンキで行われた世界陸上で3種目を制覇したのを皮切りに、1996年のアトランタ五輪までに合計17個もの金メダルを獲得したカール・ルイスさん。

短距離走に強いカール・ルイスさん

短距離走の天才、カール・ルイスさん

カール・ルイスさんは、オリンピックでは1984年ロサンゼルスと1988年ソウルで合計3つ、世界陸上では1983年ヘルシンキと1987年ローマおよび1991年東京で100m3連覇を達成。

ルイスの走法は、非常にはっきりしたものだった。スタートは捨てていた、と言っても過言ではない。出遅れ覚悟でスターティングブロックを蹴り、長身(188センチ)を生かして後半50メートルから勝負を懸ける。猛烈な追い上げで前にいる全員を抜き去り、トップでフィニッシュする、という起死回生のレース展開を見せた。「(前にいる)奴らは必ず落ちてくる。そう信じて走るんだ」と、現役時代のルイスは語っていた。