クロスカントリー

クロカン日本選手権を開催=日本陸連

日本陸連は17日、これまで福岡国際クロスカントリー大会で行われていた男女一般の2種目を、今年から日本選手権として実施すると発表した。

 クロスカントリーの日本選手権開催は初めて。27日に福岡・海の中道海浜公園で行われる男子一般12キロ、女子同8キロで初代王者を決め、優勝した男子に6月の日本陸上選手権1万メートル、女子に同1万メートルまたは5000メートルのトラック種目出場権が与えられる。

  福岡市内で記者会見した陸連の酒井勝充強化副委員長は、「起伏を使って体力をつけることは大事。普及、定着させる意義がある」と説明。クロカンをトラック種目の強化に利用し、2020年東京五輪に向けた選手強化につなげる考えを示した。