「サボんなくなった」!?

桐生は「サボんなくなった」サニブラウンら好タイムで   

西日本スポーツ

 

陸上の日本選手権は27日に福岡市・博多の森陸上競技場で開幕する。桐生祥秀日本生命)が26日、前日練習後に同競技場で会見した。

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 男子100メートルで2017年9月に日本人初の9秒台(9秒98)をマーク。その日本記録を9秒97に更新したサニブラウンとの争いも注目される。男子100メートルは予選と準決勝が27日、決勝が28日。桐生の一問一答は以下の通り。

-今大会の目標は

 最近、日本選手権でいい結果を残していない。今大会ではいい結果を残したい。

-優勝を狙う上でのレースプランは

 予選、準決勝は理想でいうと流しながら、10秒0台、1台で通過して、決勝ではその疲れもなく一発で勝負を決めたいなと思う。アジア選手権(4月)でやってきたよりは一段階、上のラウンドをやりたい。

サニブラウンを含め9秒台の選手が複数出場する日本選手権になる

 もう社会人2年目だし、東京五輪も近づいている。そのためにはここで勝たないと。これからの陸上人生にとっても大事だと思う。いい調子できているので、今年、来年、さらにタイムを上げていく。東京…ほんとにすぐ来ると思う。そこまでにしっかり自分のパフォーマンスを上げていきたい。

-今シーズンは競り合いでも自分の走りをできているようだが、意識の変化などあるか

 いろいろ試したことがうまくいっていると思う。セイコー(ゴールデングランプリ=5月)以上の競り合いになると思う。その中でも自分の走りをしてゴールしたい。

-自身一人が注目されるような以前と比べ、現在は複数の選手が高いレベルで競っている状況。好影響はあるか

 まずは単純に練習サボんなくなったし、甘えがなくなったのが大きいかなと思う。タイムが出てても勝ってない勝負もある。今シーズンは勝負を意識してやっている。