山県「9秒8台目指す」

=豪州合宿から帰国―陸上

   
時事通信
 

陸上男子短距離の山県亮太セイコー)が25日、約1カ月に及ぶオーストラリア合宿を終えて帰国し、成田空港で「暖かい気候の中でスピードを上げて、良い練習ができた」と振り返った。

 22日にブリスベンで行われた競技会の100メートルで10秒15(追い風1.7メートル)をマークした。次戦は4月末に広島市で行われる織田幹雄記念国際に出場する予定。「(今季は)現実的な目標として9秒8台を目指したい」と日本記録(9秒98)の大幅な更新に意欲を示した。

 1月にセイコーに入社し、山県とともに豪州合宿を行った女子短距離の福島千里は「自己ベストを更新して、アジア大会で金メダルを取りたい」と抱負を語った。