日本陸上競技連盟は24日、男子
円盤投げで堤雄司(群馬綜合ガードシステム)が7月22日の
国士舘大競技会(東京)でマークした、当時の
日本記録を上回る60メートル37を公認しないと発表した。安全確保のための囲いがない状況で実施され、競技規則に反していたと判断された。同競技会の男女の
円盤投げと、
円盤投げがある男子
十種競技の出場者全員の記録が公認されない。
堤は8月18日の関東選手権(埼玉)で60メートル54を出しており、この記録は
日本記録として公認される見通し。これまでは1979年に
川崎清貴が出した60メートル22が男女の全種目を通じて最古の
日本記録として残っていた。