リレー「金」へ

リレー「金」へ意気込み…世界陸上へ出発

   
読売新聞
 
8月4日開幕の陸上・世界選手権ロンドン大会に出場する男子短距離代表が28日、羽田空港からロンドンに向けて出発した。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪に続き100メートル代表のケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は、6月の日本選手権で痛めた右太もも裏について「違和感も痛みもない」と明言。「個人種目では去年果たせなかった決勝、400メートルリレーでは金メダルを目指したい」と意気込んだ。

 主要国際大会初出場となる100メートルの多田修平(関学大)は、「プレッシャーや大舞台には強い方。それを力に変えていい走りができたら」と自信をのぞかせた。100メートルの出場を逃したリレー要員の桐生祥秀東洋大)は、「個人種目がない分、試合まで時間があると思う」と戸惑いつつも、「去年の五輪を超えるような走りをしたい」と決意を語った。