日本選手権

桐生ら注目の4選手が決勝へ 陸上日本選手権、男子100

   
京都新聞


 陸上の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権が23日、大阪市ヤンマースタジアム長居で開幕した。注目の男子100メートルは予選と準決勝を行い、桐生祥秀東洋大、洛南高出、彦根市出身)が準決勝第1組で10秒14(向かい風0・2メートル)を出して2位に入り、24日の決勝進出を決めた。サニブラウン・ハキーム(東京陸協)が予選と準決勝で日本歴代6位の10秒06を2度マークして参加標準記録も突破、全体のトップで決勝に進んだ。

  ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)多田修平(関学大山県亮太セイコーホールディングス)も決勝へ進んだ。
 
女子1万メートルは松田瑞生ダイハツ)が最終周で昨年優勝の鈴木亜由子日本郵政グループ)をかわし31分39秒41で初優勝、初の代表に決まった。ワコールの一山麻緒は4位で惜しくも代表入りを逃した。男子棒高跳び山本聖途トヨタ自動車)が5メートル60で制し、代表入りを決めた。

  京滋関係では女子走り幅跳びで辻本愛莉香(大阪成蹊大、京都両洋高出)が2位、男子ハンマー投げで木村友大(九州共立大、乙訓高出)が3位だった。