夢の9秒台はまたも持ち越し

桐生は10秒18で6位 

   
スポニチアネックス
 陸上のダイヤモンドリーグ第4戦、ゴールデンガラは8日(日本時間9日未明)、イタリアのローマで行われ、男子100メートルに出場した桐生祥秀(21=東洋大)は10秒18で6位に終わり、日本人初の9秒台の夢はまたも持ち越しとなった。

【写真】アップの合間にサインに応じた桐生(中央)

 世界選手権の前哨戦ともいえる一戦。9秒8台の記録を持つマイク・ロジャース(米国)やビコジミー・(フランス)ら登録9選手中7選手が自己ベスト9秒台というハイレベルな戦いで、記録突破が期待されたが、1位が10秒02と低調なタイムに終わり、またも“壁”を超えられなかった。

 10秒01の自己ベスト持つ桐生は4月29日の織田記念国際で10秒04を出すなど今季10秒0台は3度マークしている。

※タイムは速報値