山県に軍配、10秒08で9秒台ならず

山県vs桐生のリレーメダリスト対決は…。



 
「陸上・サマーアスレティックス」(11日・豪州、キャンベラ)

 リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの山県亮太(24)=セイコーホールディングス=と、桐生祥秀(21)=東洋大=が今季初対決し、山県が10秒08(向かい風0・1メートル)で桐生(10秒19)を下した。

 スタートから飛び出した山県が、中盤から追い上げる桐生を完封。リレーメンバー対決を制した。桐生はスタートの出遅れが響いた。

 ともに大会の下部レースで今季初レースに臨み、山県が10秒06(追い風1・3メートル)、桐生が10秒04(追い風1・4メートル)をマーク。日本人初の9秒台への期待が高まっていたが、対決レースでは風に恵まれなかった。