ニューイヤー駅伝

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                               今年はどのようなドラマが生まれるのか

第61回全日本実業団対抗駅伝ニューイヤー駅伝が2017年1月1日、群馬県庁を発着点とする7区間、全長100キロのコースで行われる。各地区大会を突破した全37チームが参加し、頂点を目指す。
 
3連覇を目指すトヨタ自動車は、箱根駅伝“花の2区”で2年連続区間賞を獲得した服部勇馬が加入し、選手層の厚みがさらに増した。11月の中部実業団駅伝でも2位に5分以上の差をつける圧勝。

昨年まで最長区間4区を2年連続で走った窪田忍が故障で欠場するものの、主将の大石港与らが好調でエース不在を感じさせず、今大会も優勝候補筆頭だ。
 
対抗は歴代最多21度の優勝を誇る名門・旭化成か。リオ五輪代表の佐々木悟、村山紘太に加え、今季1万メートルで27分台を記録した大六野秀畝と市田孝も好調だ。鎧坂哲哉、村山謙太の2人が復調すれば王座奪還へ大きく近づく。
 
旭化成に次ぐ優勝回数を誇るコニカミノルタは、“3代目・山の神”として箱根路を湧かせた神野大地がルーキーとして加入。11月の熊本甲佐10マイルを制するなどさっそく結果を残しており、設楽啓太らとともに主力へ成長した。2年連続2位の悔しさを今年こそ晴らしたい。
 
他にも東日本実業団駅伝を制した日清食品グループ、その東日本実業団駅伝で2区区間2位の好成績を収めたルーキー山中秀仁擁するHonda、前回3位のトヨタ自動車九州、初出場以来着実に順位を伸ばしている昨年5位のDeNAなどが上位をうかがう。
 
レースは1月1日、9時15分にスタートする。