関西インカレT&Fの部2日目。関西学生記録保持者の藪田裕衣が下馬評通りの強さを見せ、大会新記録で優勝。男子は400mの高井貴一、110mHの萩尾達也、砲丸投の金原裕太が加点。4×400mRも決勝に進出した。

【女子3000mSC】
4月の兵庫リレーカーニバルで10分10秒55という関西学生新記録を樹立した藪田裕衣が関西インカレに出場した。スタート直後から一気に飛び出した藪田。1000mを3分18秒で通過。続く2000mは6分48秒とペースが落ちたが、後続との差を広げていく。ラスト1周でもう一度スパートをかけ、10分23秒16でゴールし、2位に20秒以上の差をつける独走だった。また、藪田は従来の大会記録を10秒以上更新し、関西インカレで圧倒的強さを見せた。京都インカレで優勝を果たした村上智美は9位だった。

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藪田裕衣選手
「大会新記録を狙ってひたすら自分のペースで走っていこうと思った。入りの1000mは3分20秒を目安にしていた。中盤はあまり粘れなかったけど、6月の日本選手権が目標だと思っているので、そこにしっかり体調を合わせたい。昨日の1500mの疲労はあったけど、あまり深く考えずに粘ろうと思った。レース中の伊東先生のアドバイスでリラックスしてレースが出来た。筋力を鍛えて日本選手権で9分台を狙う」
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