佛大陸上女子監督に北野氏

 宮津高で木崎、西原ら育てる

佛大は31日、陸上部女子中長距離部門の新監督に、宮津高でロンドン五輪女子マラソン代表の木崎良子ダイハツ、佛大出)らを指導した北野剛教氏(52)が就任する、と発表した。京都府教委を退職して新天地に臨む北野氏は「情熱を持って取り組む。日本一を目指し、意識改革も進めたい」と話している。

 北野氏は宮津市生まれ。西舞鶴高-京教大出身で、中長距離の選手だった。卒業後は高校の保健体育科教諭になり、宮津高陸上部で木崎や昨夏の世界選手権1万メートル代表の西原加純(ヤマダ電機、佛大出)らを指導。3月末まで府教委の保健体育課指導主事を務めていた。

 中川善彦総監督(68)が新たにシニアアドバイザーに就任し、田中裕介ヘッドコーチと越智純子アドバイザーがコーチとなる。