200でボルトの大会記録更新

16歳サニブラウン世界陸上有力

  
 陸上の世界ユース選手権は19日、コロンビアのカリで最終日が行われ、男子200メートルで16歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が向かい風0.4メートルの条件で20秒34の大会新記録をマークして優勝、100メートルとの2冠を達成した。

  サニブラウンは世界選手権(8月、北京)の参加標準記録(20秒50)を突破し、初の代表入りが有力となった。
 サニブラウンの記録はユースとしてはウサイン・ボルト(ジャマイカ)の20秒13に次ぐ歴代2位。ボルトがマークした大会記録(20秒40)は更新した。桐生祥秀東洋大)の持つ20秒41の日本高校記録も塗り替えた。

  今大会で日本勢は金3、銀1、銅1のメダル5個を獲得した。