「新聞配達の少年」



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 毎朝、新聞配達をしている少年がいました。

 一人のおじさんが少年に会ったので
「おはよう」と挨拶をしました。

 少年は笑顔で会釈を返しました。...

次の日もおじさんは挨拶をしましたが
少年は笑顔で会釈を返すだけでした。
おじさんは配達所の所長に
文句を言いに行きました。

「あの子どもは人に挨拶もできないのか!」と
怒りました。

 所長は素直に謝り言いました。
「あの子は耳が聞こえずしゃべれないんですよ。

 学費も新聞の奨学金でやってましてね。

 家が助かってると
お母さんもよろこんでましてね。」
翌日少年が新聞を配ると、
おじさんが画用紙を持って待っていました。

そこには[おはよう◯◯君、
いつもありがとう]と書いてありました。

 少年は涙をこらえながら
何回も何回もお辞儀をしました。

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相手に失礼と思われることをしてしまい、

 怒りをかってしまうことも・・・
その訳が分かった時、
自分のとった行動を恥じらい
そして、相手へより一層の親近感が
湧くものですよね。

こういう少年の姿には感動しますね。