知っておくべきマナー~飲み会・宴会編~


「社会人として知っておくべきマナー~飲み会・宴会編~」


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最初が肝心!!






●付いていく場合は後ろ、待ち合わせは予定より早く!







・若手社員は、お店に入る時からが重要です。会社から上司や先輩たちと行く場合は、後についていき、お店も最後に入ります。お店で直接待ち合わせの時は、待ち合わせの時間よりも早く到着するのは当たり前ですが、先輩方が到着していない時には店の前で待つようにしましょう。










●飲み会・宴会の席順







・テーブル
序列の最も高い人(年長者)が奥に座り、通路側から見て右側に二番目の序列の人が座ります。そして、入り口に最も近い場所が下座となります。











・座敷
座敷では、出入り口から最も遠い奥の席が上座となります。もちろん、上座に最も序列の高い人(年長者)が座り、その向かいに二番目の序列の人が座ります。基本的に上座を中心に右隣が二番目、左隣に三番目の序列の人が座るのが基本です。まだ下っ端の頃は下座に座り注文取り等の役目を担う方がいいでしょう。












●乾杯をする時のマナー






・目上の方との乾杯する場合、相手よりグラスを上にしてはいけません。







・挨拶が終わっても、先輩や上司が手をつける前に新人が手をつけると不躾とされます。







●お酒を注ぐ時のマナー








・グラスの残量が気配りの目安
グラスや盃が空になっていることに気がついたら、「お注ぎします」や「何か飲まれますか」などと声をかけましょう。でも、お酒に弱い人や体調の悪い人など、その人それぞれ飲み方のペースがあるので、あまりしつこくならない程度に。













●ビールの注ぎ方






・瓶の中ほどを右手で持って、左手を軽く添え、瓶のラベルが上になるように持ちます。このとき、手の甲が上になるように注意してください。手の平を上にして注ぐのは、「逆手の逆注ぎ」といって失礼になります。










・ビールを注ぐときにグラスを持つときは、飲み口に触ったり、注ぎ口をグラスに当てて「カチン」と音をさせるのはNGです。








・残り少ない瓶から注いではいけません。相手のグラスをいっぱいにする位の量が残っている瓶から、お酌をしましょう。










●日本酒の注ぎ方








・お酒を注ぐ時は、銚子の中ほどを持ち、片手で注ぐのが普通のマナー。敬意を表して両手で注いだり注がれたりする場合もありますが、基本的には片手が普通のマナーです。但し、女性の場合は左手を軽く添えた方が優雅に見えます。この時、注ぎ口のない銚子の場合は正面(絵模様のある方)を上にします。盃一杯に注ぐと飲みづらいので、八分目くらい注ぐのがポイント。注ぎ終わる直前に銚子の口先を手前に回すと、しずくがたれません。















●焼酎のお湯割りを作る場合











・まずお湯を先に入れる。お湯を先に入れることで、グラスの中で対流が起こり、互いがよく混ざり合い、より美味しいお湯割りが出来る。黄金比率は焼酎が6、お湯が4だが、好みを聞いて調整しましょう。最近の飲み会では、焼酎を注文される方も多いです。多くはロックで飲まれますが、お湯割りで飲まれる方もいるので覚えておいて損はないです。また最後に、混ぜるかどうか聞いて、混ぜてくれと言われたら混ぜますが、こだわる方は混ぜずに飲むので、勝手に混ぜてはいけません。

















●お酒を注いでもらう時のマナー






・グラスが空いていない時に勧められたら、飲みほしてから受けるのが基本です。これ以上飲めないという時は、その旨を告げて飲み干さずに受けてもかまいません。











・グラスを片手に持ち、もう片方の手は底に添えます。






・お酌を受けたら「ありがとうございます。頂きます。」等の一言述べて口をつけましょう。注いでもらったら、必ず1回は、口をつけるのがマナーです。









●「もうこれ以上飲めない」という時の断り方





・グラスの上に手を差し出して、「もう結構です」ということを言葉と一緒に示す。








・勧められたら、「お酒が飲めない体質なんです」とか、「せっかく勧めていただいているのに、すみません」と明るく柔らかい表情で断る。頑な態度は、場をしらけさせてしまうので、あくまでも明るくやわらかい表情で。











・それでも断りきれないときには、一口だけ口をつけ、グラスを置くようにしましょう。







●「今日は無礼講でいこう」の意味







・無礼講とは、身分や立場、年齢の違いからくる席次のルールにとらわれることなく着席し、楽しく歓談することを目的とした、目上の方の配慮をいいます。「無礼講だから」と、大騒ぎしたり、飲みすぎて酔いつぶれたり、上司に友人のような言葉使いで話かけたり、いつもの不満をぶつけたりしてはいけません。













●タバコが吸いたくなった時





・相手が非喫煙者であれば吸わないのが礼儀ですが、「どうしても我慢できない」というのであれば、席を立ちトイレ等で素早く吸うのが良いでしょう。また、「吸ってもいいですか?」と相手に尋ね、快諾してもらったのならば、喫煙しても大丈夫です。ただし、相手の方向に煙が流れないように気をつけて。












●支払いの時






・「全く支払うつもりはございません」的な姿勢は禁物です。最初から会費が設定される場合は簡単ですが、その場によっていろんなケースが存在します。割り勘の場合は、幹事さんの指示に従って支払いましょう。幹事さん、あるいは支払いを仕切っている方に近づき、お財布を取りだし「おいくらでしょう?」と支払う姿勢が必要です。













・上司や先輩が「ココはいいから」と言わない限り払うスタンスを見せるのが礼儀です。







●次の日にワンポイント上げる行動







・「作日はありがとうございました」「楽しかったです」などの挨拶を笑顔でしましょう。





●最後に




・基本は、自分も楽しむ事。飲めないからといって、1人シラケていたら、場がシラケます。その場をシラケさせない事もマナーです。会話下手でも、会話の中に入ってうなづくだけで大丈夫です。またよく話してくれる相手には、「そうですよねー」「なるほど」「凄いですね!」等、相槌をうつだけでも好印象を与えることができます。










・日ごろあまり接することがない他部署の上司や社員とも、積極的にコミュニケーションを取ることも大切です。







・日頃言えない感謝の気持ちや謝罪を200%伝えよう。意外と仕事をしながらでは伝えられないもの…。姑息な真似だと思わずに、ここぞとばかりに感謝の気持ちを伝え、隙あらば相手を褒めましょう。褒められて嫌な気がする人はいません。それだけでも人間関係が円滑になります。









出典 aqua38さん






面倒くさいなって思うかもしれないけど大人の世界は縦社会です。それに殉じようと、殉じまいと、ある程度のマナーを知ってるだけで人としての格が違ってきますよ(^O^)