自分の内面と向き合うことはつらい作業である。



自分の内面と向き合うことはイメージ 1
つらい作業である。



 
 

 
 
■ 目的は常に考えよう!
 
目的は、人生のあらゆるところで必要なことです。
 
あらゆるところで目的を考えると聞くと、難しそうな内容に聞こえます。
 
しかし、やはり目的は常に考えましょう。
 
目的を考えることは、人生を深める作業です。
 
たとえば、あなたは目的もなく電車に乗ることがあるでしょうか。
 
もちろんありませんよね。
 
目的もなく電車に乗っても、行き先も分からず、お金も時間もかかるし、仕方ありませんね。
 
そんなばかばかしいことをする人はいないと思います。
 
 
 
■ 目的は人生の羅針盤!?
 
しかし、人生では、目的もなく行動して、生きている人がたくさんいます。
 
目的地が先にあってこそ、行き先が分かり、乗る電車が分かります。
 
人生でも、目的が先にあって、向かう方向、必要な仕事が分かります。
 
最初に目的がなければいけません。
 
真剣に人生と向き合うために、目的を考える作業は必要です。
 
勉強・恋愛・仕事・子育て・趣味・人間関係。
 
まず「どういう目的があって、しているのか」ということを考えることです。
 
 
 
■ 目的がないと、ただひたすら流される!?
 
「恋愛に目的なんて考えたくない」ときれい事を言う人に限って「寂しいから誰かと一緒にいたいだけ」という場合が多いです。
 
「ただ相手とセックスしたいだけなのか」
 
「周りが恋愛しているから、自分も流されて恋愛しているだけなのか」
 
「相手のお金を目当てに、恋愛をしていないか」
 
そういう事実が浮かび上がります。
 
 
 
■ 内面と向き合う作業が難しい!?
 
そもそも自分の内面と向き合うことは、つらい作業です。
 
仕事をしている理由についても、同じです。
 
あらためて仕事をする目的について振り返ると「お金が欲しいから」という理由になっている場合が多い。
 
そういう人ほど、週末だけが生きがいになっています。
 
仕事中は、時計の針しか見ていません。
 
 
 
■ 心の内面に空虚感があることに気づけ!?
 
やりたい仕事があるのではなく、とりあえずお金が欲しいから、稼ぎのいい仕事を基準にアルバイトをしている自分に気づきます。
 
あらためて「こんな人生でいいのか」と考えることです。
 
それが、自分と向き合うことです。
 
資格の勉強も「職につながる」「勉強が好き」ときれい事を言いながら「すごいと思われたい」気持ちが心の底にある人もいます。
 
心の内面に空虚感があることに気づけます。
 
 
 
■ 心の空虚感の原因を考える!?
 
その人にとっての資格の勉強は、心の空虚感を埋めるための行動であることが分かるのです。
 
すると、資格の勉強より「心の空虚感ができた原因は何か」ということが考えられます。
 
「親子関係に問題があるから、心に空虚感があるのではないか」
 
「小さなころに失敗した出来事を、いまだに引きずっているのではないか」
 
理由がいろいろと見えてきます。
 
これが自分の内面と向き合うことです。
 
 
 
■ 考えれば考えるほど苦しくなる!?
 
考えるほど、醜い目的がでてきます。
 
それは、私も経験してきました。
 
考えている途中から、涙が出てきます。
 
しかし、それこそ自分の内面と向き合っているということです。
 
本来、目的を真剣に見つめることは、つらい作業です。
 
思っても見なかった、本当の自分が見えてきます。