MGC出場選手発表

 男子31人、女子12人 瀬古リーダー「神のみぞ知る」

   
デイリースポーツ

 
日本陸上連盟は3日、都内で陸上マラソン東京五輪代表選考会となるラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC、9月15日)の出場選手を発表した。男子は日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)ら31人、女子はリオ五輪代表の福士加代子(ワコール)、鈴木亜由子日本郵政グループ)ら12人が名を連ねた。

 同大会では、男女上位2人が代表に決定。3位の選手も、その後、19年度シーズンの国内大会でMGCファイナルチャレンジの派遣設定記録(男子は2時間5分49秒、女子は2時間22分22秒以下)突破選手がでなかった場合は代表入りとなる。

 過去代表選考で様々な問題が起きたマラソンにおいて、画期的となる“ガチンコ勝負”。瀬古利彦ラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「いよいよMGCが始まる実感が沸いてきた。ドキドキワクワクで、今、手に汗をかいてます」と興奮気味に話し、「展開は読めません。色んなタイプの選手がいる。こればっかりは分からない。とにかく言えるのは、誰が勝つか分からないということ」と、笑った。

 出場選手は次の通り。

 男子=
村沢明伸(日清食品)、
大迫傑(ナイキ)、
上門大祐(大塚製薬)、
竹ノ内佳樹(NTT西日本)、
園田隼(黒崎播磨)、
設楽悠太(ホンダ)、
井上大仁(MHPS)、
木滑良(MHPS)、
宮脇千博(トヨタ自動車)、
山本憲二(マツダ)、
中村匠吾(富士通)、
岡本直巳(中国電力)、
谷川智浩(コニカミノルタ)、
大塚祥平(九電工)、
藤本拓(トヨタ自動車)、
服部勇馬(トヨタ自動車)、
福田穣(西鉄)、
橋本峻(GMOアスリーツ)、
岩田勇治(MHPS)、
堀尾謙介(トヨタ自動車)、
藤川拓也(中国電力)、
神野大地(セルソース)、
河合代二(トーエネック)、
高久龍(ヤクルト)、
荻野皓平(富士通)、
一色恭志(GMOアスリーツ)、
鈴木健吾(富士通

 女子=
前田穂南(天満屋)、
安藤友香(ワコール)、
関根花観(日本郵政)、
野上恵子(十八銀行)、
小原怜(天満屋)、
福士加代子(ワコール)、
上原美幸(第一生命)、
一山麻緒(ワコール)